Surfaceが電源に接続しても充電できない時の対処法【点灯する/しない】

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Surfaceを電源や充電器に接続しているのに、バッテリーがなぜか充電できないトラブルが発生することがあります。

Surfaceが充電できないケースとしては、電源に接続しても充電中にならない場合や、充電中と表示されるのに充電されない場合、充電しているのに電源が入らない場合などが考えられます。

今回は、Surfaceを電源に接続しても充電できない原因と対処法について詳しく紹介します。対処内容は、Surface Pro、Surface Laptop、Surface Go、Surface Bookに対応しています。

Surfaceが充電できない原因

Surfaceを電源や充電器に接続しても充電ができない場合は、主に次のような原因が考えられます。

  • システムやドライバーに一時的な不具合が起きている
  • ファームウェアに不具合がある
  • バッテリー制限機能が有効になっている
  • バッテリードライバーが破損している
  • 接続しているUSBデバイスに問題がある
  • 充電ケーブルもしくは充電器に問題がある
  • バッテリーが故障している

大きく分けてSurface側に原因がある場合と、充電ケーブルや充電器に原因がある場合が考えられます。

充電ケーブルや充電器に原因があるかは、コネクタのLEDライトの状態である程度判断することができます。

ライトの状態考えられる原因
点灯する充電ケーブルや充電器は正常な状態のため、Surafce側の対処方法を順に試してください。
点滅する電源コネクタの接触不良が考えられます。『対処11: 充電コネクタを掃除して再接続する』を参考にしてください。
点灯しない充電ケーブルや充電器に問題があることが考えられます。『対処12: 充電ケーブルを交換する』以降の対処方法を参考にしてください。

また、タスクバーの右側に表示されるバッテリーアイコンが「0%」の状態だったり、バツマークが付いている場合は、バッテリーを認識できていないことが考えられます。バッテリーを認識できていない場合は、故障が考えられるため『対処14: Surfaceを修理する』を参考にしてください。

以降は考えられる原因ごとの対処方法を紹介していくので、順に充電の問題が解決できないか試してみてください。

対処1: バッテリーレポートを確認する

Surfaceでは、コマンドプロンプトからバッテリーの認識状況や充電状況を確認できます。

バッテリーが故障しているかどうか判断するのに役立つため、以下の手順でチェックしてみてください。

  1. 「Windowsマーク」をクリックして「cmd」と入力します。
  2. 検索結果の一覧から「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  4. 以下のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    powercfg /batteryreport /output c:\battery_report.html
    • 「/output 」の後に出力先のファイルパスを指定します。
    • コマンドを実行したときにエラーが発生する場合は、バッテリーが故障していることが考えられます。
  5. バッテリーレポートが出力先に保存されます。出力先のディレクトリにアクセスして、「battery-report.html」を開きます。
  6. 「Battery capacity history」の最新の日付の「FULL CHARGE CAPACITY(満充電時の容量)」を確認します。
    • 満充電時の容量が「DESIGN CAPACITY(設計容量)」に対して80%未満になっている場合は、バッテリーが劣化していると判断できます。

バッテリーが劣化していたり、コマンドが実行できず故障が疑われる場合は、『対処14: Surfaceを修理する』を参考にしてください。

バッテリーレポートでバッテリーの状態に問題がなかった場合は、次の対処方法に進んでください。

対処2: Surfaceを完全にシャットダウンしてから起動する

Surfaceのシステムやドライバーに一時的な不具合が起きていることが原因で、正常に充電ができないケースが考えられます。

そのため、Surfaceを一度完全にシャットダウンしてから再起動してみてください。Surfaceを完全にシャットダウンして再起動するには、次の手順で行います。

  • Surface Pro 4以前、Surface Bookの場合:
    1. 通常の手順でSufaceをシャットダウンします。
    2. 「音量+ボタン」と「電源ボタン」を同時に15秒以上押し続けてから離します。
    3. 10秒間待ってから、電源ボタンを押してSurfaceを起動します。
  • Surface Pro 5以降、Surface Laptop、Surface Book 2以降の場合:
    1. Sufaceが再起動するまで電源ボタンを20秒間長押しして、Windowsロゴ画面が表示されたらボタンを離します。

以上の手順で、Sufaceを完全にシャットダウンしてから起動できたら、充電の問題が解決したか確認してください。

対処3: Windows Updateを実行する

Windowsのシステムを最新の状態にすることで、Sufaceの既知の問題が修正される可能性があります。

特に、しばらくWindows Updateを行っていない場合は、問題の修正のためのアップデートの適用が保留中になっている場合があります。

そのため、WindowsUpdateを実行してシステムを最新の状態にできないか試してみてください。Windows Updateを実行するには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 右ペインで「更新プログラムのチェック」をクリックします。
  4. Windowsが最新の状態になったことを確認します。
    • 「再起動」や「ダウンロード」のボタンが表示されている場合は、クリックして更新プログラムを適用してください。

Windows Updateを実行してシステムを最新の状態にできたら、Surfaceを電源に接続して、正常に充電できるようになったか確認してください。

対処4: ファームウェアを手動で更新する

Sufaceのファームウェアが古いことが原因で、不具合によって正常に充電できないケースがあります。

そのため、Microsoftの公式ページから最新のファームウェアをダウンロードして手動で更新すると問題が解決する可能性があります。ファームウェアを更新するには、次の手順で操作してください。

  1. 『Surface 用のドライバーとファームウェアをダウンロードする – Microsoft』のページにアクセスします。
  2. 画面をスクロールして、使用しているSufaceのモデルの項目を選択して、表示されたURLをクリックします。
  3. 「Download」をクリックして、ファームウェアをダウンロードします。
    • 複数のファイルがある場合は、現在のWindows10ビルドに近い番号の名前のファームウェアから順にインストールする必要があります。
    • 現在のWindows10ビルドは、「Windowsマーク」を右クリックして「システム」を選択して、右ペインで「OSビルド」の番号を確認してください。
  4. ダウンロードしたファームウェアのインストーラー(SurfaceXXXX.msi)をダブルクリックして起動します。
  5. 案内に従ってインストールを完了します。
  6. Surfaceを再起動します。

最新のファームウェアをインストールできたら、充電できない問題が解決したか確認してください。

対処5: Surface診断ツールを実行する

Surfaceのバッテリーの問題は、Micorsoftから提供されているSurface診断ツールを実行することで解決できる可能性があります。

Surface診断ツールを実行するには、次の手順で操作してください。

  1. 『診断ツールキットを使用してSurfaceに関する一般的な問題を解決する – Microsoft』のページにアクセスします。
  2. 「Windows10 HomeまたはWindows10 Pro用Surface診断ツールキットをダウンロード」のリンクをクリックしてツールをダウンロードします。
    • Surface Pro Xの場合は、「Windows10 HomeまたはProを実行しているSurface Pro XのSurface 診断ツールキットをダウンロードします」をクリックしてください。
  3. ダウンロードしたツール「SurfaceDiagnosticToolkit_SA.exe」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  4. Sufaceの問題が自動で検出され修復されます。

診断ツールを実行できたら、電源を接続して充電ができるようになったか確認してください。

対処6: バッテリー制限設定を無効化する

Sufaceにはバッテリーの寿命を延ばすために、過充電を制限する機能が搭載されています。バッテリー制限の設定が有効になっていると、バッテリー最大容量の50%で充電が止まるようになります。

そのため、バッテリーのフル充電ができない場合は、この制限機能が有効になっていることが考えられます。バッテリー制限の設定は、次の手順で変更できます。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「Windowsの設定」が開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 左ペインで「回復」をクリックします。
  4. 右ペインで「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリックします。
  5. オプションの選択が表示されたら「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」の順に選択して、「再起動」ボタンをクリックします。
  6. Surface UEFIの設定画面が起動します。左ペインで「Boot configuration」をクリックします。
  7. 右ペインで「Enable Batter Limit」のスイッチを「オフ」に変更します。
  8. 左ペインで「Exit」をクリックして、右ペインで「Restart now」をクリックします。

以上の手順でSurfaceのバッテリー制限の設定を無効化できます。Surfaceが起動したら、充電ができるようになったか確認してください。

対処7: バッテリードライバーを再インストールする

Surfaceのバッテリドライバーに不具合が起きていたり、破損していることが原因で、充電が正常にできないケースが考えられます。

上記の問題は、バッテリードライバーを再インストールすることで解決できる可能性があります。バッテリードライバーを再インストールするには、次の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. デバイスマネージャーが起動したら「バッテリー」のツリーを展開します。
  3. 「Microsoft ACPI-Compliant Control Method Battery」を右クリックして「デバイスのアンインストール」をクリックします。
  4. 確認ダイアログが表示されたら、再度「アンインストール」をクリックします。
  5. アンインストールが完了したら、通常の手順でPCを再起動します。

PCが再起動すると自動でバッテリードライバーが再インストールされます。ドライバーがインストールされたら、正常に充電ができるか確認してください。

対処8: 外付けデバイスをすべて取り外す

キーボードやマウス、その他のUSBデバイスが原因で電源供給に問題が起きているケースが考えられます。

そのため、全ての外付けのUSBデバイスを取り外した状態でSurfaceを再起動してから、電源に接続し充電状況を確認してください。

この状態で正常に充電できる場合は、外付けのUSBデバイスが原因と考えられるため、問題の起きるUSBデバイスを取り外した状態で充電を行うようにしてください。

対処9: 充電ケーブルを接続してから起動する

Surfaceに充電ケーブルを接続した状態で起動すると充電の問題が解決したことを、一部のユーザーがMicrosoftコミュニティに報告しています。

この方法は根本的な解決にはなりませんが、充電できない問題を回避できる可能性があります。

そのため、次の手順でSurfaceの充電をやり直してみてください。

  1. Surfaceを起動している場合はシャットダウンします。
  2. Surfaceに充電ケーブルを接続します。
    • 既に接続している場合は、一旦抜いてから再接続してください。
  3. 充電ケーブルをコンセントに繋ぎます。
  4. Surfaceの電源を入れます。

 

Surfaceが起動したら、正常に充電ができているか確認してください。

対処10: 一定時間充電する

充電せずにSurfaceをしばらく放置していた場合は、充電している状態(LEDは点灯している)でも電源が入らないことがあります。

上記の問題が起きる場合は、バッテリーの過放電が疑われるため電源に接続して充電した状態で1時間以上放置してください。

Surfaceを十分に充電できたら電源を入れて、正常に動作することを確認してください。

対処11: 充電コネクタを掃除して再接続する

Surfaceの充電コネクタにホコリが付着していたり、部分的に破損していることが原因で、ケーブルを接続しても充電ができないケースがあります。

充電コネクタにホコリが付着している場合は、コネクタを掃除してホコリを取り除いてから再度接続してみてください。

汚れが目立つ場合は、エレクトロニッククリーナーなどで掃除するとコネクタが復活して正常に充電できるようになる可能性があります。

また、充電コネクタを上下反対させた状態で接続して充電ができるか確認してください。正常に充電できる場合は、コネクタが部分的に破損していることが考えられます。

対処12: 充電ケーブルを交換する

Surfaceの充電ケーブルが途中で断線していたり、コネクタ部分が破損していることが原因で、正常に充電できないケースが考えられます。

特に充電が突然途切れたり再開する場合は、ケーブルが故障していることが考えられます。

ケーブルの問題が考えられる場合は、新しい充電ケーブルに交換して充電ができないか確認してください。

対処13: 充電器を交換する

USB-Cポート経由で充電している場合は、USB-PDの充電器がSurface側の仕様を満たしていないことが原因で充電できないケースがあります。

Surfaceを充電しながら使用するには、15V且つ45W出力以上のUSB-PD充電器が必要です。そのため、15V/3Aや20V/3Aの出力ができる充電器を使用してください。

対応するUSB-PDの充電器がない場合は、純正のACアダプターをSurface Connectポートに接続して充電してください。

対処14: Surfaceを修理する

ここまでの全ての対処法を試してもSurfaceの充電ができない場合は、バッテリーやその他の内部パーツが故障していることが考えられます。

Surfaceのバッテリー交換や修理は、Microsoftが提供しているSurfaceの修理サービスで依頼することができます。

修理を依頼する手順や必要な作業については、以下のMicrosoft公式サイトを確認してください。

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