Diagnostic Policy Serviceがエラーで開始できない時の対処法 – Windows10

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Windows10でネットワーク接続に問題が起きた際に、ネットワーク診断を実行してネットワークのトラブルシューティングを行う場合があると思います。

しかし、ネットワーク診断を実行すると「診断ポリシーサービスが実行されていないため、ネットワーク診断は実行できません」というエラーが発生することがあります。

また、診断ポリシーサービスを手動で開始しようとしても「Diagnostic Policy Serviceサービスは起動して停止しました」のエラーが発生してサービスを開始できない場合があります。

本記事では、Windows10でDiagnostic Policy Service(診断ポリシーサービス)がエラーで開始できない時の対処法について詳しく紹介します。

関連: Diagnostic Policy Serviceサービスの詳細については、以下のページを参考にしてください。

対処1: PCを再起動する

Diagnostic Policy Serviceもしくは関連サービスに一時的な問題が発生して、正常にサービスを開始できないケースが考えられます。

そのため、今まで正常にサービスが起動できていた場合は、一度PCを再起動してみてください。PCを再起動することで、全てのサービスを再起動することができます。

PCを再起動して正常に起動する場合は、エラーが再発しないか様子を見てください。再起動をしても問題が解決しない場合は、次の対処方法を試してください。

対処2: ネットワークサービスを管理者権限で実行する

Diagnostic Policy Serviceが開始できない問題は、ネットワークサービスに管理者権限を追加することで解決する可能性が高いです。

そのため、次の手順でネットワークサービスに管理者権限を追加して、サービスが開始できない問題が解決しないか確認してみてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  3. 次のコマンドを順番に入力してEnterキーで実行します。
    net localgroup Administrators /add networkservice
    net localgroup Administrators /add localservice

    • 「コマンドは正常に終了しました」と表示されたらコマンドの実行は完了です。
  4. すべてのコマンドを実行できたらPowerShellを閉じ、PCを再起動して完了です。

ネットワークサービスに管理者権限を追加してPCが再起動できたら、Diagnostic Policy Serviceが正常に開始されるか確認してください。

対処3: スタートアップの設定を確認して手動で起動する

Diagnostic Policy Serviceのスタートアップの設定が「自動」になっていないことが原因で、サービスが開始できないエラーが表示される場合があります。

そのため、Diagnostic Policy Serviceのスタートアップ設定を変更して、手動で起動することで問題が解決する可能性があります。

サービスのスタートアップの設定を変更して手動で起動するには、次のいずれかの方法で行います。

方法1: サービスウィンドウから設定する

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 「services.msc」と入力して「OK」をクリックします。
  3. 「サービス」ウィンドウが表示されたら、一覧から「Diagnostic Policy Service」をダブルクリックします。
  4. スタートアップの種類で「自動」を選択していることを確認します。
  5. 「サービスの状態」内にある「停止」をクリックし、停止したことを確認したら「開始」をクリックします。
    • 「開始」をクリックするとエラーが出る場合は、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じて次の対処に進んでください。
  6. 「適用」→「OK」の順にクリックして完了です。

サービスを再起動できたら、PCを再起動してエラーが解決したことを確認してください。

方法1: コマンドで設定する

コマンドを実行することで、Diagnostics Policy Serviceのスタートアップ設定を変更して、サービスを手動で開始することもできます。

Diagnostics Policy Serviceをコマンドで設定して手動起動を行うには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」をクリックして「cmd」と入力します。
  2. 検索結果の一覧から「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. 次のコマンドを一行ごとに入力してEnterキーで順番に実行します。
    sc config DPS Start= auto
    sc start DPS
    net start DPS
  4. すべてのコマンドを実行し終わったらcmd.exeを閉じて完了です。

コマンドが実行できたら、PCを再起動してDiagnostic Policy Serviceが開始できない問題が解決したか確認してください。

依然としてサービスが開始できないエラーが発生する場合は、次の対処方法に進んでください。

対処4: システムファイルチェッカーとDISMコマンドを実行する

Windowsのシステムファイルが破損していることが原因で、Diagnostic Policy Serviceが開始できないエラーが発生することがあります。

そのため、システムファイルチェッカーとDISMコマンドを実行して、システムファイルを修復できないか試してみてください。具体的な手順は、次の通りです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら、「はい」をクリックします。
  3. 次のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    sfc /scannow
  4. プロセスが完了したら、続いて次のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  5. 正常に修復が完了したことを示すメッセージを確認したらWindows PowerShellを閉じます。

システムファイルの修復が完了したら、PCを再起動してからDiagnostic Policy Serviceが正常に開始するか確認してください。

場合によってはコマンドを実行しても別のエラーが発生したり、正常に修復できない場合があります。問題が解決しない場合は、そのまま次の対処に進んでください。

対処5: ネットワークドライバーを再インストールする

ネットワークドライバーのバージョンが古かったり、破損していることが原因で、Diagnostic Policy Serviceが正常に開始できないケースが考えられます。

上記の問題は、ネットワークドライバーを再インストールすることで解決する可能性があります。ネットワークドライバーを再インストールするには、次の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を起動します。
  2. 「ネットワークアダプター」のツリーを展開します。
  3. 使用しているネットワークアダプターの「ドライバー名」を探して右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
  4. 確認ダイアログが表示されたら、「アンインストール」をクリックします。
  5. アンインストールが完了したら、PCを再起動します。
  6. 再起動が完了すると自動でドライバがインストールされます。

以上でネットワークドライバーを再インストールすることができます。再度デバイスマネージャーを開いてドライバーがインストールされていることを確認してください。

ネットワークドライバーを再インストールできたら、Diagnostic Policy Serviceが開始できない問題が解決したことを確認してください。

対処6: レジストリキーにアクセス権限を追加する

Diagnostic Policy Serviceに関連するレジストリのアクセス権限が不足していることが原因で、サービスが開始できないエラーが出る場合があります。

そのため、関連レジストリにアクセス権限を追加することで、サービスを開始できない問題が解決する可能性があります。

注意: レジストリの編集を間違えるとWindowsの動作に問題が起きる恐れがあるため、変更前にバックアップを作成しておくことをおすすめします。

レジストリキーにアクセス権限を追加するには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディタを起動します。
  3. キーツリーを展開して、以下のレジストリキーにアクセスします。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DPS\Parameters
  4. 「Parameters」を右クリックして「アクセス許可」を選択します。
  5. 「追加」をクリックします。
  6. 「選択するオブジェクト名を入力してください」と書かれたテキストボックスに以下のテキストを入力します。
    NT SERVICE\mpssvc
  7. 「名前の確認」をクリックして、テキストボックスが「mpssvc」に変更されたら「OK」をクリックします。
  8. 「mpssvc」を選択し、「アクセス許可」欄に表示されている「フルコントロール: 許可」のチェックボックスを「オン」にします。
  9. 「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。
  10. PCを再起動してレジストリ設定を反映します。

レジストリを変更してPCを再起動できたら、Diagnostic Policy Serviceが正常に開始できるか確認してください。

コメントを残す

*