Wordの行間が狭くならない/空きすぎる時に狭くする対処法

Wordの行間が狭くならない

Wordでドキュメントを作成していると、文章の行間が意図せず広くなりすぎてしまうケースがあります。

Wordでは文章の行間を設定で簡単に変更できますが、設定を変更しても行間が狭くならない場合があります。

本記事では、Wordの行間が狭くならない/空きすぎる時に狭くする対処法について詳しく紹介します。対処内容はOffice2021/2019/2016を想定しています。

対処1: 段落区切りを改行に変更する

段落区切りを改行に変更する Word

WordのEnterキーでの改行は、正確には段落区切りを挿入しており、ドキュメントの段落設定によっては不要な余白ができる場合があります。

そのため、段落区切り(Enterキー)を改行(Shift + Enterキー)に変更することで、余白が解消する可能性があります。

段落区切りは「←(上から左に曲がった矢印)」、改行は「↓」の記号で表示されます。記号が表示されていない場合は、以下の手順で表示できます。

  1. Wordでドキュメントを開いて、「ファイル」をクリックします。
  2. 「その他」→「オプション」の順にクリックします。
  3. 左ペインで「表示」をクリックします。
  4. 右ペインで「段落記号」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

行間が広くなっている前の行に段落区切りが挿入されている場合は、「BackSpace」キーで段落区切りを消去してから「Shift + Enter」キーを押して改行を挿入してみてください。

対処2: 段落の前後の行間幅を狭くする

Word 段落の前後の行間幅を狭くする

段落の前後の行間幅が指定されていることが原因で、行間が狭くならないケースが考えられます。

そのため、段落の前後の行間幅の設定を確認して調整してください。段落の前後の行間幅を狭く変更するには、以下の手順で操作します。

  1. Wordでドキュメントを開きます。
  2. 行間が空いている前後の行をドラッグで選択します。
  3. 選択範囲を右クリックして「段落」を選択します。
  4. 間隔の項目で「段落前」と「段落後」を「狭い間隔(0行など)」に変更します。
  5. 「OK」をクリックして変更を反映します。

段落の前後の行間幅を変更できたら、行間が狭くなったことを確認してください。

対処3: 行間設定で段落間のスペースを無効にする

同じスタイルの場合は段落間にスペースを追加しない

段落間の設定によって行間が広くなっている場合は、段落間のスペースを無効にするオプションをオンにすることで余白を取り除くことができます。

行間設定で段落間のスペースを無効にするオプションをオンにするには、以下の手順で操作してください。

  1. Wordでドキュメントを開きます。
  2. 行間が空いている前後の行をドラッグで選択します。
  3. 選択範囲を右クリックして「段落」を選択します。
  4. 間隔の項目で「同じスタイルの場合は段落間にスペースを追加しない」にチェックを入れます。
  5. 「OK」をクリックして変更を反映します。

以上の手順で、段落間のスペースが無効になって行間が狭くなります。

対処4: 行間の間隔を小数で指定する

行間の間隔を小数で指定する

ここまでの方法を行なっても行間が狭くならない場合は、行間の間隔を1未満の小数で指定することを試してみてください。

行間の間隔を小数で指定することで、通常よりも狭い行間を指定できます。行間の間隔を小数で指定するには、以下の手順で操作してください。

  1. Wordでドキュメントを開きます。
  2. 行間が空いている前後の行をドラッグで選択します。
  3. 選択範囲を右クリックして「段落」を選択します。
  4. 間隔の項目で「行間」のセレクトボックスをクリックして「倍数」を選択します。
  5. 「間隔」に「1未満の小数の値(0.7など)」を入力します。
    • 注意: 間隔を0.5などの小さな値にするとフォントによっては文字が途切れて表示される場合があります。文字が途切れる場合は、文字が途切れない値まで小数の値を調整してください。
  6. 「OK」をクリックして変更を反映します。

以上の手順で、行間の間隔を小数で指定して通常よりも狭い行間にすることができます。

対処5: 表に置き換えて行間を狭くする

表に置き換えて行間を狭くするword

通常の文章の行間設定で行間が狭くならない場合は、Wordの表の機能を使うことを検討してください。

文章を表に置き換えることで、通常よりも狭い行間で文章を表示することができます。文章を表に置き換えて行間を狭くするには、以下の手順で操作してください。

  1. Wordでドキュメントを開きます。
  2. 行間が狭くならない行の下にカーソルを置いて、「挿入」タブを開きます。
  3. 「表」をクリックして、「2行 × 1列」の表を指定して挿入します。
  4. 行間が狭くならない前後の行の文章を切り取って、表の1行目と2行目にそれぞれ貼り付けます。
  5. 表の左上に表示される「十字矢印アイコン」をクリックして、表示されたメニューの「行と段落の間隔」→「行間のオプション」をクリックします。
  6. 間隔の項目にある「行間」が「最小値」または「1行」になっていることを確認します。
  7. 「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外して「OK」をクリックします。
  8. 表の左上に表示される「十字矢印アイコン」を再度クリックして、「枠線の下矢印」をクリックし「グリッド線の表示」を選択して非表示にします。

以上の手順で、文章を表に置き換えて行間を狭くすることができます。表を使用していますが、グリッド線を非表示にすることで通常の文章のように表示することができます。

対処6: テキストボックスを使って行間を狭くする

テキストボックスを使って行間を狭くする

Wordのテキストボックスを使用することで、文章の行間を狭くすることもできます。

テキストボックスはドキュメント上に自由に配置できるため、文章をテキストボックスに置き換えることで、任意の狭さまで行間を狭くできます。

テキストボックスを使って行間を狭くするには、以下の手順で操作してください。

  1. Wordでドキュメントを開きます。
  2. 「挿入」タブを開きます。
  3. テキストの項目の「テキストボックス」をクリックして、「シンプル - テキストボックス」を選択します。
  4. 前後どちらかの1行の文章を切り取って、テキストボックス内に貼り付けます。
    • 前後両方の文章をテキストボックスにする場合は、「挿入」タブからもう1つのテキストボックスを追加してください。
  5. テキストボックスの枠線、またはテキストがない場所を右クリックして「図形の書式設定」を選択します。
  6. 右ペインに図形の書式設定が表示されたら、塗りつぶしを「塗りつぶしなし」にして、線を「線なし」に変更します。
  7. テキストボックスの枠線、またはテキストがない場所を右クリックして「その他のレイアウトオプション」を選択します。
  8. 「文字列の折り返し」タブを開いて、折り返しの種類と配置で「前面」を選択して「OK」をクリックします。
  9. テキストボックスをドラッグして、任意の間隔の位置に配置します。

以上の手順で、テキストボックスを使って行間を狭くすることができます。

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