iPhoneを使用していると突然画面の左上の四角い領域がぼやけて見えない状態になるトラブルが発生することがあります。
画面のハードウェアが故障しているケースもありますが、ほとんどの場合iPhoneの設定を変更することで解決します。
本記事では、iPhoneの画面の左上がぼやける/見えない時の対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: 外観モードを切り替える
iPhoneの外観がダークモードになっていると不具合によって、画面の左上がぼやける問題が起きるケースがあります。
この問題は外観モードを切り替えることで解決する場合が多いです。iPhoneの外観モードを切り替えるには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「画面表示と明るさ」をタップします。
- 外観モードを「ライト」に変更します。
- ダークモードにしたい場合は、数秒待ってから外観モードを「ダーク」に戻します。
iPhoneの外観モードを切り替えれたら、画面左上がぼやけている問題が解決したか確認してください。
対処2: Night Shiftをオフにする
iPhoneの画面の色合いを時間帯によって変更するNight Shiftの機能が原因で、画面左上がぼやけてしまうケースがあります。
そのため、Night Shiftの機能をオフにして問題が解決しないか確認してみてください。Night Shift機能をオフにするには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「画面表示と明るさ」をタップします。
- 「Night Shift」をタップします。
- 「時刻指定」のスイッチが「オン」になっている場合は、「オフ」に切り替えます。
- 「手動で明日まで有効にする」のスイッチが「オン」になっている場合は、「オフ」に切り替えます。
Night Shift機能をオフにできたら、画面左上のぼやけが解決したか確認してください。
対処3: iPhoneを再起動する
iPhoneの外観モード、Night Shift、またはその他の機能に何らかの不具合が発生していることが原因で、画面の左上がぼやけるケースが考えられます。
そのため、iPhoneの電源を一度切ってから再起動することで、問題が解決する可能性があります。iPhoneを再起動するには、以下の手順で操作します。
- 「サイドボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しします。
- ホームボタンを搭載しているiPhoneの場合は「サイドボタン」を長押しします。
- 電源オフスライダーをドラッグします。
- 電源が切れたら「サイドボタン」を長押しして起動します。
iPhoneを通常の手順で再起動できない場合は、以下の強制再起動を試してください。
- 「音量+ボタン」を押してすぐに離します。
- 「音量-ボタン」を押してすぐに離します。
- 「スリープボタン」を長押しして、Appleロゴが表示されたら離します。
- iPhoneが再起動するまで待ちます。
iPhoneを再起動または強制再起動できたら、画面左上がぼやける問題が解決したか確認してください。
対処4: ソフトウェアアップデートを実行する
iPhoneにインストールされているiOSのバージョンが古く不具合を含んでいることが原因で、画面左上がぼやける問題が発生するケースが考えられます。
そのため、ソフトウェアアップデートを実行することで、問題が解決する可能性があります。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
- 新しいアップデート情報が表示されたら、「ダウンロードしてインストール」をタップします。
- パスコードの入力画面が表示された場合は、iPhoneのパスコードを入力します。
- 「今すぐインストール」をタップします。
ソフトウェアアップデートを実行できたら、画面左上の問題が解決したか確認してください。
対処5: 動画の画質を変更する
Youtubeなどで動画を視聴する際に画面の一部分がぼやける場合は、動画の画質が低くなっていることが原因として考えられます。
そのため、動画の画質を変更して問題が解決しないか確認してください。Youtubeの場合は以下の操作で動画の画質を変更することができます。
- ブラウザの場合:
- 動画プレイヤー内の「設定(ギアアイコン)」をタップします。
- 「画質」を「高画質(720p)」などに変更します。
- アプリの場合:
- 動画を表示して右上の「メニュー(3点アイコン)」をタップします。
- 「画質」をタップします。
- 「高画質」または「詳細設定」→「任意の画質」に変更します。
その他の動画サービスの場合も動画プレイヤーの設定で画質を変更できる場合が多いです。動画を高画質で表示できたら、画面の一部がぼやける問題が解決したか確認してください。
対処6: アプリをアップデートする
特定のアプリで画面の一部分がぼやける場合は、アプリの互換性に問題があることが考えられます。
そのため、問題が発生するアプリを最新バージョンにアップデートしてみてください。アプリをアップデートするには、以下の手順で操作します。
- 「AppStore」を開きます。
- 上部の「プロフィールアイコン」をタップします。
- 「問題が起きるアプリ」のアップデートが利用可能の場合は、「アップデート」をタップします。
アプリをアップデートできたら、アプリの画面がぼやける問題が解決したか確認してください。
対処7: 画面の損傷を確認する
iPhoneの画面のハードウェアが破損していることが原因で、画面の左上がぼやけるケースが考えられます。
そのため、画面が物理的に損傷していないか確認してください。特にiPhoneを落下させたり、水没させた直後に問題が発生した場合は、画面や関連パーツが故障していることが考えられます。
iPhoneの画面の故障が考えられる場合は、Appleサポートや購入ショップに問題の診断と修理を依頼することをおすすめします。
Appleサポート
対処8: iPhoneを初期化する
iPhoneのシステムに修復できない問題が発生していることが原因で、画面の左上がぼやけるケースが少なからず考えられます。
そのため、iPhoneを工場出荷時の状態に戻すことで、問題が解決する可能性があります。ただし、iPhoneを初期化すると全てのデータが消去されるため、必ずバックアップを取ってから行なってください。
iPhoneを初期化するには、以下の手順で操作します。
- ホーム画面から「設定」を開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップします。
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。
- 確認画面が表示されるので、「iPhoneを消去」をタップして初期化を行います。
- 初期化が完了したら初期設定を進めます。
- 「Appとデータ」画面が表示されたら、必要に応じて作成したバックアップからデータを復元します。
iPhoneを初期化できたら、画面の左上がぼやける問題が解決したか確認してください。初期化しても問題が解決しない場合は、画面の故障が考えられるためAppleサポートや購入ショップに問題の診断と修理を依頼してください。