ループして終わらない「更新プログラムを構成できませんでした」の対処 – Windows10

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Windows Updateを実行してPCを再起動すると「更新プログラムを構成できませんでした。コンピュータに対する変更を元に戻しています。コンピューターの電源を切らないでください。」のエラーメッセージが出るケースがあります。

上記のエラーが発生すると、PCの再起動後に同じ画面がループして終わらない場合があります。また、再度Windows Updateを実行しても同様のエラーが繰り返し出る場合があります。

今回は、Windows10で「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが発生する時の対処法について詳しく紹介します。

「更新プログラムを更新できませんでした」のエラーが発生する原因

WindowsUpdateを実行して途中で「更新プログラムを更新できませんでした」のエラーが出てしまう場合、主に次のような原因が考えられます。

  • インストールしているアプリケーション、デバイスドライバーに問題がある
  • WindowsUpdateの関連ファイルの破損
  • Windowsのシステムファイルの破損
  • HDD/SSDのファイルシステムの破損
  • 最新の更新プログラムに不具合がある

上記のようにいくつかの原因が考えられますが、セーフモードの起動かWindowsの上書きインストールによってエラーが解決できるケースが多いです。

具体的な対処方法について紹介していくので、順にWindowsUpdateのエラーが解決しないか確認していってください。

対処1: ループが終わるまで待つ

「更新プログラムを構成できませんでした。コンピュータに対する変更を元に戻しています」のメッセージが表示されても、まずは処理が完了するまで待ってください。

処理が完了する時間としては30分前後が目安となりますが、PCによってはさらに時間が掛かる場合があります。

いずれの場合も、システムファイルの変更を行なっている状態ですので、電源ボタンで強制終了するとさらに深刻なエラーが発生する恐れがあります。

上記のメッセージが出た場合、通常は何回か再起動を繰り返した後、Windowsが正常に起動します。Windowsが正常に起動したら、次の対処方法を試してください。

待ってもWindowsが起動しない場合

メッセージが出てから数時間待っても、Windowsが一向に起動しないケースが稀にあります。

いくら待っても起動しない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了するしかありません。強制終了後に同様のメッセージが表示されるため、再度処理が完了するまで待ってください。

強制終了した結果Windowsが起動しなくなった場合は、「Windows回復環境」を起動して以降の対処を行なってください。

対処2: セーフモードでWindows Updateを実行する

PCにインストールしているサードパーティのアプリケーションやドライバーが原因で、「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが出ていることが考えられます。

上記の問題は、PCをセーフモードで起動した状態で、Windows Updateを実行することでエラーが解決する可能性があります。

セーフモードで起動することで、Windowsを最小構成(サードパーティのアプリケーションやドライバーを無効にした状態)で起動することができます。

そのため、次の手順でWindows10をセーフモードで起動してください。

  1. 「Windowsマーク」→「電源マーク」の順にクリックします。
  2. 「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。
  3. オプションの選択画面で「トラブルシューティング」をクリックします。
  4. 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」の順にクリックします。
  5. スタートアップ設定が開いたら、「セーフモードとネットワークを有効にする」を「F5」キーで選択します。
  6. Windows10がセーフモードで起動します。
  7. セーフモードで起動したら、Windowsの設定からWindows Updateを実行してみてください。

セーフモードでWindows 10が起動したら、Windows Updateを実行してみてください。エラーが解決しない場合は、セーフモードの状態のまま次の対処方法を試してください。

対処3: Windowsを上書きインストールする

セーフモードでWindowsUpdateを実行しても「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーがループする場合は、Windows10の上書きインストールするを検討してください。

Windows10の上書きインストールは処理に時間が掛かりますが、「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーの対処方法として最も解決する可能性が高いです。

補足: Windows10の上書きインストールを実行する前に他の対処を試したい場合は、『対処3: Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する』以降の対処を参考にしてください。

Windows10の上書きインストールを実行するには、次の手順で操作します。

  1. 『Windows 10のダウンロードページ』にアクセスします。
  2. 上部にある「ツールを今すぐダウンロード」をクリックして「MediaCreationTool」をダウンロードします。
  3. ダウンロードした「MediaCreationTool.exe」ファイルをダブルクリックして起動します。
  4. Windows 10のセットアップの準備画面が表示されるので、しばらく待ちます。
  5. 「このPCを今すぐアップでグレードする」を選択して「次へ」をクリックします。
  6. ライセンス条項が表示されたら「同意する」をクリックします。
  7. 「インストールの準備が整いました」の画面が表示されたら、「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」の項目が表示されているか確認します。
    • 「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択しないと、PCのアプリケーションとデータが全て消えてしまうため注意してください。
  8. オプションを確認できたら「インストール」をクリックします。
  9. 上書きインストールが実行されます。完了するまで待ちます。

上書きインストールが完了したらWindowsUpdateのエラーが解決したことを確認してください。

対処4: Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する

Windows Updateに一時的な問題が起きており、アップデートの実行中に「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが発生しているケースが考えられます。

上記の問題は、Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行することで、エラーが解決する可能性があります。

Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行するには、次の手順で操作してください。

  1. 「Windows」マークを右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「更新とセキュリティ」を選択します。
  3. 左ペインから「トラブルシューティング」を選択します。
  4. 右ペインの一覧で「Windows Update」→「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
    • 項目がない場合は「追加のトラブルシューティングツール」をクリックしてください。
  5. 表示されるウィザードにしたがってトラブルシューティングと修復を試みます。

問題が検出されて修復できた場合は、再度Windows Updateを実行してください。エラーが発生し続ける場合は次の対処に進んでください。

対処5: 外部デバイスを取り外してWindows Updateを実行する

PCに接続しているUSBの外部デバイスが原因で、Windows Update実行時に「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが出ることがあります。

そのため、マウスとキーボード以外の外部デバイスを全て取り外した状態で、Windows Updateを実行してください。

外部デバイスを取り外した状態でも、エラーが発生する場合は次の対処方法に進んでください。

対処6: Windows Updateの一時ファイルをクリアする

Windows Updateの一時ファイルが破損していることが原因で、Windows Update実行時に「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが出るケースがあります。

そのため、Windows Updateの一時ファイルを一度削除することで正常にアップデートが完了する可能性があります。

Windows Updateの一時ファイルは次の手順で削除することができます。

方法1: スクリプトファイルを実行する

Windows Updateの一時ファイルは、Windows Updateのリセット用スクリプトファイルを実行することで簡単に削除することができます。

スクリプトファイルを実行するには、次の手順で操作してください。

  1. 『WindowsUpdateリセット用のスクリプトファイル』をダウンロードします。
  2. ダウンロードした「WindowsUpdateReset.bat」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  4. 適当なキーを入力するとリセットが開始します。
  5. 「Task completed sucessfully!」と表示されたら完了です。適当なキーを入力するとコマンドラインが閉じます。

方法2: 手動でコマンドを実行する

コマンドを直接実行してWindows Updateの一時ファイルを削除することもできます。コマンドを実行して一時ファイルを削除するには、次の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. 次のコマンドを順番に入力してEnterキーで実行します。
    net stop usosvc
    net stop dosvc
    net stop wuauserv
    net stop bits
    move %SystemRoot%\SoftwareDistribution %SystemRoot%\SoftwareDistribution.old
    del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat
    del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat
    net start bits
    net start wuauserv
    net start dosvc
    net start usosvc
    • 6行目と7行目のコマンドを実行する時にエラーが出ることもありますが、基本的にそのまま進めて問題ありません。
  3. すべてのコマンドを実行したらWindows PowerShellを閉じます。

上記の手順が完了したら、Windows Updateを再度実行してみてください。

対処7: 「App Readiness」サービスを開始する

App Readinessサービスを有効にした状態でWindowsUpdateを実行すると、「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが解決することを一部のユーザーがMicrosoftコミュニティに報告しています。

そのため、次の手順でApp Readinessサービスを開始してからWindowsUpdateを実行してみてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
  3. 「サービス」が起動します。表示される一覧から「App Readiness」を探して右クリックして「開始」を選択します。
  4. 状態欄が「実行中」になっていることを確認して、サービスを閉じます。

App Readinessが起動できたら、その状態でWindows Updateを実行してください。

対処8: システムファイルを修復する

Windows10のシステムファイルが破損していることが原因で、Windows Updateが途中で中断され「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーができるケースがあります。

そのため、システムファイルの修復を試すことでWindows Updateのエラーが解決する可能性があります。システムファイルを修復する具体的な手順は次のとおりです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を起動します。
  2. 次のコマンドを順番に入力してEnterキーで実行します。
    DISM.exe/Online /Cleanup-image /Restorehealth
    sfc /scannow
    • コマンドを実行するときには、進捗率が100%になるまで待機してください。
  3. プロセスが完了したらWindows PowerShellを閉じます。

コマンドによる修復が正常に完了したら、再度Windows Updateを実行してエラーが解決したか確認してください。

対処9: チェックディスクを実行する

SSD/HDDの不良セクタによってファイルシステムが破損していることが原因で「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが発生するケースが考えられます。

ファイルシステムの破損は、チェックディスクを実行することで修復できる可能性があります。

そのため、次の手順でチェックディスクは実行してファイルシステムの修復を試してみてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を起動します。
  2. 次のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    chkdsk c: /r
  3. 再起動時にチェックするか尋ねられたら、「y」を入力してEnterきーを押します。
  4. PCを再起動します。
  5. 再起動時に自動的にチェックディスクが実行されます。
    • ドライブの状況によってはチェックディスクが完了する前に数時間かかることがあります。途中で電源を切らずに完了まで待機してください。

チェックディスクが終了してWindows10が起動したら、Windows Updateを実行してエラーが解消したかどうか確認してください。

対処10: 自動更新を一時的に無効化する

提供されている最新のWindows Updateに不具合があることが原因で、「更新プログラムを構成できませんでした」のエラーが発生するケースがあります。

Windows Updateの不具合は、基本的にさらに新しい更新プログラムによって修正されます。

そのため、修正された新しい更新プログラムが提供されるまでWindowsUpdateの自動更新を一時的に無効にしておくのも有効な対策です。

WindowsUpdateの自動更新を一時的に無効化するには、次の手順で操作してください。

  1. Windowsメニューをクリックして「設定」をクリックします。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 左ペインで「Windows Update」をクリックします。
  4. 「更新を7日間一時停止」をクリックします。
  5. 上部の表示が「更新プログラムが一時停止しています」に変わり、「更新は○/○/○(1週間後の日付)に再開されます」と表示されます。
    • 無効後に手動でアップデートしたい場合は「更新の再開」をクリックしてください。

以上でWindowsUpdateの自動更新を一週間無効にすることができます。

一週間経過するとWindowsUpdateの自動更新が有効になって、自動でアップデートが開始します。新しい更新プログラムでエラーが解決しない場合は、再度上記の手順で更新を一時的に停止してください。

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