iPhoneのメッセージアプリでメッセージを送信しようとすると「このメッセージを送信するには、iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されて、メッセージが送信できないことがあります。
このエラーが発生する原因としてはiMessageがオフになっていることが考えられますが、機能をオンにしても同様のエラーが発生することがあります。
本記事では、iPhoneのメッセージアプリで「iMessageを有効にする必要があります」が表示されて送信できない時の対処方法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: iMessageの機能をオンにする
メッセージアプリのiMessageの機能がオフになっていることが原因で、「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、まずはメッセージアプリのiMessageの機能がオンになっているか確認してください。iMessageの機能を確認してオンにするには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「メッセージ」をタップします。
- 「iMessage」のスイッチを「オン」に切り替えます。
- 注意: iMessageがアクティベート中のメッセージが表示される場合は、以下のページの対処方法を参考にしてください。
- 注意: iMessageがアクティベート中のメッセージが表示される場合は、以下のページの対処方法を参考にしてください。
メッセージアプリのiMessageの機能をオンにできたら、iMessageのエラーが出ずにメッセージが正常に送信できるようになったか確認してください。iMessageをオンにしてもエラーが解決しない場合は、次の対処方法に進んでください。
対処2: 機内モードのオン/オフを切り替える
iPhoneのネットワークの接続に問題が起きていることが原因で、メッセージ送信時に「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、機内モードのオン/オフを切り替えてネットワークに再接続することで、エラーが解決する可能性があります。機内モードのオン/オフを切り替えるには、以下の手順で操作してください。
- 画面の右上端から下方向(ホームボタン搭載モデルは下端から上方向)にスワイプしてコントロールセンターを表示します。
- 「機内モード(飛行機アイコン)」をタップして「オン」に切り替えます。
- 数秒待ってから「機内モード(飛行機アイコン)」をタップして「オフ」に戻します。
機内モードのオン/オフを切り替えれたら、メッセージアプリで正常にメッセージが送信できるようになったか確認してください。
対処3: メッセージアプリを再起動する
メッセージアプリに一時的な問題が発生していることが原因で、メッセージ送信時に「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、メッセージアプリを一度再起動することでエラーが解決する可能性があります。メッセージアプリを再起動するには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneX以降: ホーム画面で画面下から上方向にスワイプして、「メッセージアプリ」を上方向にスワイプして終了します。ホーム画面から「メッセージアプリ」をタップして起動します。
- iPhone8以前: 「ホームボタン」を２回タップして、「メッセージアプリ」を上方向にスワイプして終了します。ホーム画面から「メッセージアプリ」をタップして起動します。
メッセージアプリを再起動できたら、メッセージを送信してiMessageのエラーが解決したことを確認してください。
対処4: iPhoneを再起動する
iPhoneのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、メッセージ送信時に「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、iPhoneを一度再起動することで、iMessageのエラーが解決する可能性があります。iPhoneを再起動するには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneX以降: 「サイドボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しして、電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたら「サイドボタン」を長押しして起動します。
- iPhone8以前: 「サイドボタン」を長押しして、電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたら「サイドボタン」を長押しして起動します。
iPhoneを再起動できたら、メッセージを送信してiMessageのエラーが発生しなくなったことを確認してください。
対処5: iMessageのサービス状況を確認する
iMessageのサーバーに障害が発生していることが原因で、メッセージ送信時に「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されることがあります。
そのため、iMessageのサービス状況に障害が発生していないか確認してください。iMessageのサービス状況は、以下のAppleの公式ページで確認することができます。
iMessageの項目に問題が発生している場合は、ユーザー側で対処できないためAppleの復旧作業を待ってからメッセージの送信をやり直してください。
対処6: iMessageをオフにしてからオンにする
iMessageの設定に一時的な問題が起きていることが原因で、オンになっていても「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが発生する場合があります。
そのため、iMessageの機能を一度オフにしてからオンにすることで、iMessageのエラーが解決する可能性があります。iMessageをオフにしてからオンにするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「メッセージ」をタップします。
- 「iMessage」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- 数秒待ってから「iMessage」のスイッチを「オン」に戻します。
iMessageを再度オンにできたら、メッセージアプリでメッセージを送信してiMessageのエラーが解決したか確認してください。
対処7: 送信できないメッセージを削除する
メッセージアプリで送信できなかったメッセージが残っており、「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示され続けているケースが考えられます。
そのため、送信できなかったメッセージを削除して、iMessageのエラーが消えないか確認してください。メッセージアプリで送信できないメッセージを削除するには、以下の手順で操作してください。
- 「メッセージ」アプリを開きます。
- 一覧から「エラーが発生する会話」をタップします。
- 「送信できないメッセージ」を長押しして「削除」をタップします。
以上の手順で、送信できなかったメッセージを削除することができます。削除ができたら、iMessageのエラーが表示されなくなったことを確認してください。
対処8: AppleIDに再ログインする
iPhoneのAppleIDのログイン状況に問題が起きていることが原因で、メッセージアプリに「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、AppleIDからサインアウトして再度サインインすることで、iMessageのエラーが解決する可能性があります。AppleIDに再ログインするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」を開きます。
- 画面上部の「サインイン中のAppleID」をタップします。
- 画面下部にある「サインアウト」をタップします。
- iPhoneを探す機能の確認ポップアップが表示されたら、Apple IDのパスワードを入力して「オフにする」をタップします。
- 「データのコピーを残しますか？」と表示されたら、必要なデータのスイッチをオンにして「サインアウト」をタップします。
- 別のデバイスで必要なデータがiCloudに同期できている場合は、すべてのスイッチをオフにして問題ありません。
- サインアウトできたら、「iPhoneにサインイン」をタップし、「正しいApple IDのメールアドレスとパスワード」を入力してサインインします。
AppleIDに再ログインできたら、メッセージアプリでiMessageのエラーが出ずに正常に送信できるうようになったか確認してください。
対処9: ネットワーク設定をリセットする
iPhoneのネットワーク設定に問題があることが原因で、メッセージの送信時に「iMessageを有効にする必要があります」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、iPhoneのネットワーク設定をリセットすることで、iMessageエラーが解決する可能性があります。ただし、ネットワーク設定をリセットすると、Wi-FiやBluetooth、APNの設定がリセットされる点に注意してください。
iPhoneのネットワーク設定をリセットするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「一般」をタップします。
- 「リセット」をタップします。
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
- iPhoneのパスコードを入力します。
- 確認ポップアップが表示されたら、「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
- iPhoneが再起動するまで待ちます。
ネットワーク設定をリセットできたら、メッセージを送信してiMessageエラーが発生しなくなったことを確認してください。
対処10: メッセージをSMSで送信する
iMessageエラーが発生してメッセージが送信できない場合でも、メッセージをSMSとして送信することでエラーを回避できます。
メッセージアプリでメッセージをSMSで送信するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「メッセージ」をタップします。
- 「SMSで送信」のスイッチを「オン」に切り替えます。
- メッセージアプリでメッセージを送信すると、自動的にSMSで送信されます。
- 「SMSで送信」をオンにしてもエラーが発生する場合は、メッセージの送信直後に「メッセージの吹き出し」を長押しして「テキストメッセージとして送信」を選択してください。
以上の手順で、iMessageエラーで送信できないメッセージをSMSとして送信することができます。