iPhoneで探すアプリを開くと、「"探す"は使用できません: サーバーに接続できません。後でやり直してください。」のエラーが表示されることがあります。
このエラーの主な原因としては、探す機能が無効になっていたり、インターネット接続に問題が起きていることが考えられます。
本記事では、iPhoneで「"探す"は使用できません」エラーが出る時の対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: 探す機能を有効にする
iPhoneを探す機能が無効になっていることが原因で、「"探す"は使用できません 」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、探す機能が設定で有効になっているか確認してください。探す機能を有効にするには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 最上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
- 「探す」をタップします。
- 「iPhoneを探す」をタップします。
- 「iPhoneを探す」のスイッチが「オフ」になっている場合は、「オン」に切り替えます。
- 「"探す"ネットワーク」と「最後の位置情報を送信」のスイッチを「オン」に切り替えます。
- これらのオプションをオンにすることで、使用しているiPhoneがオフラインまたはバッテリー残量が少ない場合でも探す機能を利用できます。
探す機能を有効にできたら、探すアプリを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処2: iPhoneのインターネット接続を確認する
iPhoneのインターネット接続が不安定だったり、通信が極端に遅いことが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、iPhoneの電波状況が悪かったり、通信が不安定でないか確認してください。インターネット接続に問題がある場合は、以下の方法を試してみてください。
- 方法1: 機内モードのオン/オフを切り替える
- 方法2: Wi-Fiまたはモバイル通信の電波が良好な場所に移動する
- 方法3: Wi-Fi接続に問題が起きている場合は、ルーターを再起動する
- 方法4: Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
iPhoneのインターネット接続の問題を解決できたら、探すアプリのエラーが解決したことを確認してください。
対処3: 日付と時刻の設定を更新する
iPhoneの日付と時刻の設定がズレていることが原因で、探すアプリで「"探す"は使用できません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、日付と時刻の設定を更新して問題が解決しないか確認してください。日付と時刻の設定を更新するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「日付と時刻」をタップします。
- 「自動設定」のスイッチを「オン」に切り替えます。
- 既に「オン」の状態で日時がずれている場合は、一度「オフ」に切り替えてから「オン」に戻してください。
日付と時刻の設定を更新できたら、探すアプリを開いてエラーが発生しなくなったことを確認してください。
対処4: AppleIDに再サインインする
iPhoneでサインインしているAppleIDが間違っていたり、サインインの状態に問題があることが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、AppleIDから一度サインアウトして、正しいAppleIDにサインインすることでエラーが解決する可能性があります。正しいAppleIDにサインインしている状態でも、再サインインすることでエラーが解決することがあります。
AppleIDに再サインインするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開いて、最上部の「Apple IDのユーザー名」をタップします。
- 下までスクロールして「サインアウト」をタップします。
- パスワードを入力して右上の「オフにする」をタップします。
- コピーを残すデータを選択せずに「サインアウト」をタップします。
- 「iPhoneにサインイン」をタップします。
- Apple IDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。
- 2ファクター認証を有効にしている場合は、確認コードを入力します。
AppleIDに再サインインできたら、探すアプリを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処5: ソフトウェアアップデートを実行する
iOSのバージョンが古いと探す機能が正常に動作せずに、「"探す"は使用できません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、ソフトウェアアップデートを実行してiOSを最新バージョンにすることで、エラーが解決する可能性があります。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「一般」をタップします。
- 「ソフトウェアアップデート」をタップします。
- 新しいアップデート情報が表示されたら、「ダウンロードしてインストール」をタップします。
- パスコードの入力画面が表示された場合は、iPhoneのパスコードを入力します。
- 「今すぐインストール」をタップします。
ソフトウェアアップデートを実行できたら、探すアプリを開いてエラーが発生しなくなったことを確認してください。
対処6: 位置情報サービスをオンにする
iPhoneの位置情報サービスがオフになっていることが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが出るケースが考えられます。
そのため、位置情報サービスの設定を確認して、位置情報サービスおよび探す機能の位置情報サービスがオンになっているか確認してください。位置情報サービスをオンにするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
- 「位置情報サービス」をタップします。
- 「位置情報サービス」のスイッチを「オン」に切り替えます。
- アプリ一覧で「探す」をタップして、「このAppの使用中」を選択します。
- 正確な位置情報のスイッチを「オン」にします。
位置情報サービスをオンにできたら、探すアプリを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処7: iPhoneを再起動する
iPhoneのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、iPhoneの電源を一度切って再起動することで、エラーが解決する可能性があります。iPhoneを再起動するには、以下の手順で操作してください。
- 「スリープボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しします。
- ホームボタン搭載機種の場合は、「スリープボタン」を長押ししてください。
- 電源オフスライダーを右方向にドラッグします。
- 「スリープボタン」を長押しして電源を入れます。
iPhoneを再起動できたら、探すアプリを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処8: ネットワーク設定をリセットする
iPhoneのネットワーク関連の設定に問題があることが原因で、探すアプリで「"探す"は使用できません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、iPhoneのネットワーク設定をリセットすることで、エラーが解決する可能性があります。ただし、ネットワーク設定をリセットすると、Wi-FiやBluetoothの設定がリセットされる点に注意してください。
ネットワーク設定をリセットするには、以下の手順で操作してください。
- ホーム画面から「設定」を開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップします。
- 「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
- パスコードを求められたら入力します。
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップしてリセットを実行します。
- リセットが完了すると、iPhoneが自動的に再起動します。
ネットワーク設定をリセットできたら、必要なWi-Fiなどの設定を行ってから探すアプリを開いてエラーが解決したか確認してください。
対処9: スクリーンタイムの制限を解除する
スクリーンタイムの制限で探すの機能が制限を受けていることが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが出るケースが考えられます。
そのため、スクリーンタイムの制限を確認して、制限を解除することでエラーが解決する可能性があります。スクリーンタイムの制限を解除するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「スクリーンタイム」をタップします。
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
- スクリーンタイムがオフになっている場合は、別の対処方法を試してください。
- 「位置情報サービス」をタップします。
- 「探す」をタップします。
- 「このAppの使用中」を選択します。
スクリーンタイムの制限を解除できたら、探すアプリを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処10: サーバーステータスを確認する
Appleの探す機能を提供するサーバーに障害などの問題が起きていることが原因で、「"探す"は使用できません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、Appleのサーバーステータスで探す機能に問題が起きていないか確認してみてください。Appleのサーバーステータスは、以下の公式ページで確認できます。
「探す」の項目に問題が起きている場合は、問題が復旧するまで数時間待ってからエラーが解決したか確認してください。