Windows10でスタートアップ修復ができない・終わらない時の対処法7選

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Windows10のパソコンは、起動時に異常が発生するとスタートアップ修復という自動修復処理が行われることがあります。

修復が発生してしまっても無事完了するのであればそこまで気にする必要はありませんが、トラブルの内容によっては修復に失敗してしまうことがあります。さらには、いつまで経っても修復が終わらない・再起動と修復を延々とループするというような症状が見られることもあります。

本記事では、Windows10でスタートアップ修復ができない時の対処法を紹介します。

スタートアップ修復の時間はどれくらいかかる?

Windows10のスタートアップ修復にかかる時間はトラブルの内容にもよりますが、短ければ5分ほど、長ければ1~2時間ほどかかります。

ただし3時間以上待っても終わらないようであれば、修復処理に何らかの異常が発生していることが考えられます。

対処1:接続しているデバイスを取り外す

USB接続している外部機器・光学ドライブにセットしているディスクなど、パソコンの起動に不要なデバイスを全て取り外します。

また、グラフィクボードを別途増設している場合は、グラフィクボードも外して下さい。

すべてのデバイスをパソコンから外せたら、再度パソコンを起動してみてください。

この方法で改善した場合は、パソコンに接続していた機器の中にWindows 10に対応していないものがあるかもしれません。機器の対応OSに問題が無ければデバイスドライバーをそれぞれ最新のものに更新してください。

対処2:セーフモードで起動する


スタートアップ修復が開始され、「自動修復でPCを修復できませんでした」という画面が表示されるところまで処理が進むのであれば、次の手順でセーフブート起動することができます。

  1. 自動修復失敗後の「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面で「詳細オプション」をクリックします。
  2. 「トラブルシューティング」をクリックします。
  3. 「詳細オプション」をクリックします。
  4. 「スタートアップ設定」をクリックします。
  5. 「再起動」をクリックします。すると再起動が開始されるので、しばらく待ちます。
  6. 「スタートアップ設定」画面が表示されたら、キーボードの「4」キーを押して「セーフモードを有効にする」を実行します。
  7. パソコンがセーフモードで起動します。

*上記の手順でセーフモードが起動できない場合は、『Windows10 – セーフモード(セーフブート)の起動・解除方法』を参考にして下さい。

セーフモードで起動できた時は

セーフモードでパソコンを起動することができたら、スタートアップ修復ができない原因と思われるもの(アプリ・ドライバー・変更した設定など)を排除します。原因が思い当たらない場合は、次の対処をお試しください。

  • 最近インストールしたアプリやソフトを削除する
  • 問題がありそうなデバイスドライバーを削除する
  • トラブルシューティングツールを実行する
  • ハードディスクのエラーチェックを行う
  • システムファイルのスキャン及び修復を行う
  • 高速スタートアップを無効化する

セーフモードが起動できない時は?

上記の方法でセーフモード起動ができない場合は、Windows10 OSのインストールメディアから回復環境を起動することもできます。

Windows10のインストールディスクがある場合は、次のページのを参考にして回復環境を起動して下さい。

回復環境起動後は上の手順とほぼ同様の操作でセーフモード起動することができます。

対処3:システム復元を行う


復元ポイントが作成されていればシステムの復元機能を利用して復旧できるケースがあります。

システム復元はシステムファイルのみが復元されるため、文書ファイルや画像ファイルなどの個人データは消失しません。

  1. 自動修復を行い、「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面まで進めます。または本記事の「自動修復が終わらない場合は」を参考に回復環境を起動してください。
  2. 「詳細オプション」をクリックします。
  3. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」とクリックして進みます。
  4. 「システムファイルと設定の復元」画面が表示されます。画面下にある「次へ」をクリックします。
  5. 画面が変わり、作成済み復元ポイント一覧が表示されます。リストの1番上にある項目か、トラブルが発生する直前に作成された復元ポイントをクリックして選択します。
  6. 「復元ポイントの確認」画面が表示されます。「影響を受けるプログラムの検出」をクリックします。
  7. 「削除されるプログラムとドライバー」を確認します。このリストに表示されたプログラム・ドライバーはシステム復元後に再インストールが必要になりますのでご注意ください。確認したら「閉じる」をクリックします。
  8. 前の画面に戻ったら「完了」をクリックします。
  9. 確認メッセージが表示されるので「はい」をクリックします。
  10. システムの復元が開始されます。処理が完了するまでしばらく待ちます。

処理が完了すると再起動が行われ、問題が解消していればパソコンが通常通り起動するようになります。

対処4:Windowsのバージョンを元に戻す


Windows10のアップデートがきっかけでトラブルが発生した場合にはこの方法で解決できる可能性が高いです。

次の手順でWindowsのバージョンを以前のものに戻してください。

  1. 「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面まで進めるか、回復環境を起動します。回復環境の起動方法は本記事上の「自動修復が終わらない場合は」を参考にしてください。
  2. 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」とクリックして進みます。
  3. 「以前のビルドに戻す」をクリックします。
  4. 「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」と表示されるので、該当する項目にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
  5. 「更新プログラムをチェックしますか?」の画面では「チェックしない」をクリックします。
  6. 「知っておくべきこと」画面が表示されます。内容を確認して「次へ」をクリックします。
  7. 「ロックアウトされないようにご注意ください」画面が表示されます。内容を確認し、「次へ」をクリックします。
  8. 「以前のビルドに戻す」をクリックします。
  9. 復元処理が開始されます。処理が完了するとパソコンが自動で再起動します。

対処5:回復ドライブから修復する


スタートアップ修復機能そのものが壊れているケースも考えられます。

特に修復中に処理が止まってしまう場合や、いつまで経っても修復が終わらない場合は修復機能自体に問題があるケースが多いです。

修復機能が正しく動作しない場合は、あらかじめ作成した回復ドライブを使用するか、別のWindows 10がインストールされているパソコンで回復ドライブを作成して修復する方法があります。

ただし、別のパソコンを使用して回復ドライブを作成する場合、まったく同じ機種のパソコンを用意する必要はありませんが、OSのビット数(32ビット/64ビット)は修復を行うパソコンと同一でなければなりません。

対処6:パソコンをリカバリする


上記のいずれの方法も効果がない場合はパソコンのリカバリ(初期化)を行います。ただし個人データも全て消えてしまうため、必ずデータのバックアップが確実に取られていることを確認してから実行してください。

もしバックアップを取っていない場合は専用のツールとソフトを使ってデータの取り出しを行うか、データ救出の専門家にご相談ください。

  1. 自動修復終了後の「自動修復でPCを修復できませんでした」の画面を表示します。または本記事の「自動修復が終わらない場合は」の内容を参考に回復環境を起動します。
  2. 「詳細オプション」をクリックします。
  3. 「このPCを初期状態に戻す」をクリックします。
  4. 「全て削除する」を選択します。
  5. アカウントを選択します。
  6. パスワードを設定している場合はパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
  7. 「初期状態に戻す」をクリックします。
  8. 「ファイルの削除のみ行う」をクリックします。
  9. 「リセット」をクリックします。
  10. 初期化が開始されます。処理が完了するまでしばらく待ちます。
  11. 初期化が完了し、問題が解決すればパソコンが通常通り起動するようになります。

対処7:パーツ交換またはパソコンの買い替えを行う

リカバリでも問題が解決しない場合はハードディスクなどの部品に物理的な異常が考えられます。

もし可能であれば異常があると思われるパーツの交換を行います。パーツの取り外しが不可能・難しい場合は、バソコンメーカーの修理サポートなどをご利用ください。

老朽化が激しいようであればパソコン本体の買い替えもご検討ください。

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