AppStoreやiTunesStoreで支払いをしようとすると「お客様のお支払い方法は拒否されました」のエラーが表示される場合があります。
このエラーが発生した際に、登録した支払い方法(エラー発生)を確認すると「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが表示されていることがあります。エラーが出ている場合、AppStoreやiTunesStoreで支払いを行うことができません。
本記事では、iPhoneの「現在のお支払い方法はご利用になれません」エラーの対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: カードの登録情報を更新する
AppleIDに登録されているカード情報が古く有効期限が切れていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出るケースが考えられます。
そのため、登録されているカード情報が最新の情報になっているか確認してください。カードの登録情報を更新するには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開いて、最上部の「Apple IDのユーザー名」をタップします。
- 「支払いと配送先」をタップします。
- 「Face ID(またはTouch ID)」を入力します。
- お支払い方法の一覧で「有効期限が切れているカード」を選択します。
- 「有効期限」と「セキュリティコード」を更新して「完了」をタップします。
- カード情報が不要な場合は、右上の「編集」をタップして削除したいカードの「削除」ボタンをタップしてください。
カードの登録情報を更新できたら、エラーが解決して支払いが正常にできるようになったか確認してください。
対処2: 保留中の請求額を支払う
保留中になっている請求額が残っていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出るケースが考えられます。
そのため、使用しているAppleIDの保留中の請求額を確認して、請求額が残っている場合は支払いを完了してください。保留中の請求額を確認するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
- AppleIDにサインインしていない場合は、アカウントにサインインしてください。
- 「メディアと購入」をタップします。
- 「アカウントを表示」をタップします。
- 「購入履歴」をタップします。
- 「過去90日間」をタップして表示する期間を任意で変更します。
- 「保留」が表示されているサービスの請求額を確認します。
保留になっている請求額がある場合は、支払いが正常にできる支払い方法を追加してください。支払い方法を追加するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
- AppleIDにサインインしていない場合は、アカウントにサインインしてください。
- 「メディアと購入」をタップします。
- 「アカウントを表示」をタップします。
- 「お支払い方法を管理」をタップします。
- 「お支払い方法を追加」をタップして、クレジットカードの情報を入力するか、キャリア決済を選択して「送信」をタップします。
保留になっている請求額の支払いが完了したら、エラーが解決したことを確認してください。
対処3: カード会社に連絡する
AppleIDに登録しているカードの使用がロック(利用停止)されていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出ているケースも考えられます。
クレジットカードの会社によっては、不正利用の疑いがある取引があった場合に自動的に使用がロックされることがあります。
そのため、登録しているカードに問題が起きていないか、カード会社に問い合わせてみてください。カードの使用がロックされていた場合は、ロックの解除を依頼してください。
対処4: 支払い方法を再登録する
登録している支払い方法の情報に問題が起きていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出ているケースも考えられます。
そのため、登録している支払い方法を一度削除して、再登録することでエラーが解決する可能性があります。支払い方法を再登録するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
- AppleIDにサインインしていない場合は、アカウントにサインインしてください。
- 「メディアと購入」をタップします。
- 「アカウントを表示」をタップします。
- 「お支払い方法を管理」をタップします。
- 「使用できないクレジットカード」をタップします。
- 「お支払い方法を削除」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「削除」をタップします。
- AppleIDのサインインが表示されたら、パスワードを入力して「OK」をタップするとお支払い情報が削除されます。
- 新しいクレジットカードがある場合は、「お支払い方法を追加」をタップしてクレジットカードの情報を入力して「送信」をタップします。
支払い方法を再登録できたら、エラーが解決して支払いが正常にできるようになったか確認してください。
対処5: AppleIDに再サインインする
AppleIDのサインイン状態に問題が起きていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出るケースが考えられます。
そのため、AppleIDから一度サインアウトしてから再サインインすることで、エラーが解決する可能性があります。AppleIDに再サインインするには、以下の手順で操作してください。
- ホーム画面より「設定」を開きます。
- 画面の1番上に表示される「AppleIDのアカウント名」をタップします。
- 「サインアウト」をタップします。
- パスワードを求められたら、画面の指示に従って入力します。
- 「データのコピーを残しますか?」の確認ポップアップが表示されたら、そのまま右上の「サインアウト」をタップします。
- 確認メッセージが表示されます。「サインアウト」をタップします。
- 元の設定画面に戻ったら、「iPhoneにサインイン」をタップします。
- 「Apple ID」と「パスワード」の情報を入力して、Apple IDにサインインします。
AppleIDに再サインインできたら、エラーが解決して正常に支払いができるようになったか確認してください。
対処6: 支払い方法の順序を変更する
使用できない支払い方法が登録されていることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出るケースが考えられます。
そのため、複数の支払い方法が登録されている場合は、支払い方法の順序を確認して変更してみてください。支払い方法の順序を変更するには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
- AppleIDにサインインしていない場合は、アカウントにサインインしてください。
- 「メディアと購入」をタップします。
- 「アカウントを表示」をタップします。
- 「お支払い方法を管理」をタップします。
- 「編集」をタップします。
- 「有効な支払い方法」の「3本線アイコン」をドラッグして一番上に移動します。
- 不要な支払い方法がある場合は、タップして「お支払い方法を削除」をタップして削除してください。
支払い方法の順序を変更できたら、エラーが解決して支払いができるようになったか確認してください。
対処7: ソフトウェアアップデートを実行する
AppStoreやiTunes、システムに不具合があることが原因で、「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが出るケースが考えられます。
そのため、ソフトウェアアップデートを実行して、iOSを最新バージョンにすることでエラーが解決する可能性があります。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作してください。
- ホーム画面より「設定」を開きます。
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進みます。
- 「アップデートが利用可能です」と表示された場合は、画面の指示に従ってダウンロードとインストールを実行してください。
ソフトウェアアップデートを実行できたら、エラーが解決して支払いができるようになったか確認してください。
対処8: Appleに問い合わせる
ここまでの対処方法を試しても「現在のお支払い方法はご利用になれません」のエラーが解決しない場合は、使用しているAppleIDに問題が起きていることが考えらます。
そのため、Appleサポートに支払い方法が使用できない問題について問い合わせてみてください。AppleIDに問題が起きている場合は、Apple側で何らかの対処を行なってもらえるはずです。